
2年前に83kgあった体重が、この頃には65kgとなる。
これまでの検査の結果、ウィルス性肝炎と診断される。
体の不調が続き、渡辺恂三以外とは誰も会わない日々が続く。
2月
銅版画個展(平安画廊)が開催される。
「第3回明日への具象展」(日本橋高島屋2月5日-9日、なんば高島屋2月11日-17日、名古屋丸栄2月21日-26日)に《悲の地(黒)》(no.79)を招待出品する。
25日
気分的に落ち込みが激しく、自信を失う。
この頃、石のことを考え、「人間の生活のための構築物として利用されている石。石の生命は長い。石で構築物を造る時、それは永く生きのびて、文化遺産として確実に後にうけつがれる。……石で出来たヨーロッパ文化はその内部につねに時間の観念をふくんでいる。ヨーロッパ文化は、過去・現在・未来を同時につつみこんだ時間複合体である」とノートに記す。
3月
「第3回日本秀作美術展」(日本橋高島屋3月12日-24日、横浜高島屋4月2日-7日、なんば高島屋4月9日-14日、四条高島屋4月16日-27日)に《地への回帰(黄)》が選出され、出品する。
5月
「第5回具象現代展」(上野松坂屋5月7日-12日、天満橋松坂屋5月21日-26日、名古屋松坂屋6月25日-30日)に《風と物》などを招待出品する。
8月20日
検査入院の結果、ウィルス性慢性肝炎と改めて診断される。
9月
「第20回国際形象展」(日本橋三越7階三越美術館9月8日-20日、大阪三越4階特設会場10月13日-18日)に《光のうち[物・箱・地(A)]》《物・箱・地(B)》を招待出品する。
10月
国際現代美術見本市「フィアック’81」でドローイングの個展「ASADA FIAC‘81」 (グラン・パレ[パリ]10月16日-25日)が開催される。
11月
油彩・銅版画「麻田浩展」(ガレリ・ビクトリア[オスロー])が開催される。
この年
「ウッジ・スモール・グラフィック・フォームス’81展」([ポーランド])に出品し、優秀賞を受賞する
油絵・銅版画個展「麻田浩展」(パレット画廊[オスロー])が開催される。